私の恋愛観

ハリウッドのちょっと設定を変えたありがちなラブコメが好きだ。決してそれらの映画ディスっている訳ではない。ラブコメ映画は、ちょっと波乱もありつつ、絶対に裏切らないという安心感の中で素敵なハッピーエンドを提供してくれる。金髪碧眼な主人公と、イケメンが、最後には結ばれる。美男美女だからこそ、絵として美しい恋愛だと思う。

これはラブコメじゃない。

しかし、現実はそうはいかない。そもそも私は金髪ガールではない。ちょいぽちゃ黒髪ガールである。悲しいことに。

未婚や晩婚化が叫ばれて久しい。お見合い結婚が減り、恋愛結婚が増えているのにも関わらず、全体数として結婚する人が減少している。皆婚社会は終わったのだ。生涯未婚率は年々上昇している。

そんな世の中だからこそ、私は総合職という職種を選んだ。結婚して養ってもらうという幻想は持てない。結婚できる保証はどこにもなくて。でも、キャリアを積むことなら自分でも出来るかもしれないと思ったからだ。また、最近は3組に1組が離婚する世の中である熟年離婚もある。シングルマザーの貧困化という問題もある。生涯にわたって経済的に自立したい。そのためには、一般職の給与の上がり方ではダメだと思った。具体的にどれくらい差があるのかは知らないけれど。同期の男の子たちが当たり前のように結婚して、子供を持って、車を買って、家を買って、というビジョンを語っていたけど、それらを実現するのは昔より難しいんだよと説きたい。実際には何も言えないけど。奥さんには専業主婦になってほしいって言ってたけど、今の親世代と同等の給与が貰えるのかどうかも保証出来ない。その中で、本当に専業主婦になってもらうのって正しいことかな。確かに、子供がいるなら専業主婦の方が良いかもしれない。子育ての方が大事だし。でも、経済力に自立してないと、離婚したい時に立場弱くなるし、日常の生活でも発言権がなくなりそう。私はそういうのは耐えられないと思う。

こんなことを考えながら結婚する人っているのかな。恋人もいないのに離婚した時のことを考えてるっておかしいけど。私だって、fantasyの中に生きていたい。でも夢見がちな少女は大人になってしまった。

こんな結婚が出来たらいいけどね。でも、世の中の芸能人カップルとか夫婦が別れるのを見てると、上手くいかないものだなぁと思います。

私が相手に求めることは、思いやりのある人かな。経済力とかは気にしない。平均的に稼いでくれる人であれば。私が稼げばいいし。てか、そもそも今は働けていても、いつ病気になるか分からない。いつ会社がなくなるかどうかも分からない。思いやりと生命力がある人が良いんじゃないかなと思いますね。どこでもやっていける人。とりあえず、私は生活のレベルを落としたくないんですよね。子供にも同レベルの教育を受けさせたい。そのためには、結構お金がかかる。ちゃんと貯金しなきゃだなぁ。

とりあえず、嫁姑問題が勃発しなさそうな人がいいね。どこでもあるのかなぁ。そんなことに巻き込まれるくらいなら未婚でいっか！とも思うけど、アラフォーの未婚女性社員を見るとどうも切なくなるのよね。とりあえず、3年くらい経ったら婚活しようと思います。恋愛観じゃなくて、結婚観ですね。イコールで結びついちゃってるから。ほんとに、就活終わった瞬間に、あ婚活しなきゃという謎の焦燥感に駆られたからなぁ。社会人になったら出会いがなくなるっていうし。3歳くらい年上の素敵な旦那さん、どこかにいないかしら〜