文系私大生の徒然日記

来春から社会人

人を変えようとするのは傲慢である

私が大学に入って学んだことは以下の2点である。

・男はどうしようもない。
・人間は変えられない。

我ながら、これしか学んでいないとは、なんとも悲しい大学生活だが、社会に出る前に痛感できて良かったとも思う。これらは主にサークルの同期の男子が身をもって証明してくれたことだ。

私の周りの環境がそうだったのかもしれないし、一般的とは言えないが、女性は場の空気を重視する傾向がある。だからこそ、みんなで一つのことを成し遂げようとするときに、適度の差こそあれ、皆が協力する。そこで、同じ方向を向いていないと、空気が読めないというレッテルを貼られ、距離を置かれるのだ。女性社会で重要なのは、はみ出さないことである。しかし、誤解を恐れずに言えば、男性はそこまで和というものを大事にしていないと思う。

サークルの男の子たちが、仕事をしてくれなくて、一度私がブチ切れたときに、反省の色さえ見せず、開き直った彼らを見て、男はどうしようもない、そして人間は変えられないと悟ったのだ。

昨日またしても人間は変えられないと思う出来事があった。私のバイト先の店長は、店長の素質がなく、理不尽で自分勝手な人である。先日、新しく入った派遣の方が主に店長が理由で辞められることになったが、そのことに関して、店長がまた余計なことを言ったらしい。そこで、古参の派遣の方が、店長に懇々と言って聞かせたらしいが、私ははっきり言ってそうすることの意味はないと思っている。店長は永遠に理不尽なままで、新人の人に対してはああいう態度しか取れないだろう。自分が気づいて直そうとしない限り。

人が間違ったことをすると、どうしてもその人のために直してあげたいと思ってしまう。軌道修正してあげたいと。しかし、それが間違っていると判断するのは、こちらのエゴである。その人にとっては正しいことなのかもしれない。それを変えるのは、こちらの労力の無駄遣いである。

過去と他人は変えられない。未来と自分は変えられる。

なのである。

f:id:kaedek:20151205110501j:image